観光客数の増加に伴い、日中はいつも人でごった返すミナミ界隈。
しかし、夜も更けてくると人の数はまばらになります。では、みんな家やホテルに帰っているのかと言うと、そんなことはありません。
まだまだ遊び足りない者たちが、お酒を嗜み、音楽に身を任せ、踊りに興じる場所があります。
そう、クラブです。
今回は個性豊かな4つのクラブに潜入し、調査してきました!

夜も更けてきた22時頃。
道頓堀川沿いにある店の前に、おもむろに若者が集まりだします。
遅めのディナーを楽しむ人もいますが、集まった多くの人の目的は2つのクラブ。
「GIRAFFE JAPAN」と「G3」です。
「GIRAFFE JAPAN」に入ってみると、まずは店の名前にもなっている通りキリンの置物がお出迎え。 ダンスフロアは2つあって、異なる音楽が流れるということもあり、客層はかなり幅広く、男女を問わず、外国人のお客さんも多くいました。
どのお客さんもノリノリで、一心不乱に踊っていたのが印象的でした。

すぐ隣にある「G3」に目を向けると、ダンサーのお姉さんが店の前に突如登場。
ショーウィンドウの中で、セクシーかつポップな感じで踊り始めました。
中に入ってみると、海外客の多さに驚きます。
忙しなく人が行き交う店内で、東洋系、西洋系問わず多くのお客さんとすれ違います。 1階は常に騒がしい感じがしますが、2階に上がってみると落ち着いたラウンジになっていて、雰囲気が一変。
少し踊り疲れた時は2階に上がって落ち着いてお酒を飲むといいかもしれません。

場所を移して心斎橋。
大丸の筋向かい、郵便局のすぐ近くに「CHEVAL OSAKA」はあります。
チェスのナイトのコマが店のモチーフになっていて、大きな馬のコマがお客さんを出迎えてくれます。
音響設備に定評があるこの店には2つの部屋があり、それぞれで異なる重厚な音楽が楽しめました。 特にハウスミュージックが充実していて、音楽目的で訪れるお客さんも多い印象です。
室内はきらびやかな照明に彩られていて、異空間を楽しみたい人にはピッタリかもしれません。

最後は「CHEVAL OSAKA」から少し南東に移動したところにある「CLUB Ammona」。
紫色のアンモナイトのロゴが目印で、中に入るとちょっと妖艶な雰囲気。
メインステージではDJを中心に二人のグラマラスなダンサーが踊っていて、他の店とは異なった雰囲気が楽しめました。 ミナミにあるクラブの中でも遅い時間まで営業しているため、他の店から移動してくるお客さんが多い印象です。

このように、キャラクターの異なるクラブがミナミには点在。
大人たちが自分好みの雰囲気の店で、思い思いの夜を過ごしていました。
ミナミを真に遊び尽くすなら、ナイトクラブにもぜひお立ち寄りを!

▲19時開店で、早くから盛り上がりを見せるGIRAFFE。収容人数はミナミでも最大級で、2階と4階がダンスフロアとなっています。2階はHIP-HOPやR&B系の音楽が中心に流れ、音楽好きが楽しめる大人なフロア。4階のコンセプトは「誰もが知ってる曲で盛り上がれるパーティフロア」で、曜日によって異なるオールジャンルの曲が流れます。よくわからないけれど“パリピになってみたい!”という方はぜひ。25時閉店なので、クラブのハシゴをしようと思っている方は最初がおすすめです!

▲音楽はオールジャンル。2階構造になっていて、1階がメインのダンスフロア、2Fはゆとりのあるラウンジフロアとなっています。どちらにもDJがいて、踊りたい時は1階、落ち着いてお酒を飲みながら音楽を聞きたいときは2階に移動するというスタイルで楽しめます。海外人気が高く、外国人のお客さんが数多く訪れているのが特徴。気軽に国際交流したいという方は、ここで朝まで踊り明かすのもありかも!?

▲メインとなるフロアが2つあり、それぞれで異なるハイエンドスピーカーを装備。パワフルかつクリアなサウンドを提供するクラブです。「CHEVAL BLUE」ではハウスやテクノを中心とした音楽、「CHEVAL RED」ではEDMを中心しとした音楽が流れています。分煙に配慮されているため、タバコが苦手な方にもおすすめです!

▲フロアのレンタルを行っていて、螺旋階段を利用したファッションショーや企業プレゼンテーションなどにも利用されているラグジュアリーな空間が魅力。開放感に溢れたメインフロアには妖艶にライトアップされたステージがあり、ダンサーも登場します。流れる音楽はオールジャンルで、曜日によってレゲエやHIP-HOP、EDMなどが流れます。