2020.04.03
チーム★猪鹿蝶
  • Spot
  • 鶴橋・上本町

profile

大阪ビジネスカレッジ専門学校マスコミ学科所属の学生ライターチーム第二期生

紙谷 悠哉(写真左)
猪鹿蝶の「鹿」担当で、チームを仕切る頼れるリーダー。ヘアアレンジが得意でその器用な指先から繰り広げられる記事には期待が高まります!

御影 由依(写真中央)
猪鹿蝶の「蝶」担当で、蝶のようにかれんに舞いまくる紅一点のアイデアメーカー。あなたも私の魅力的なワードチョイスに酔ってください。

河西 祐輔(写真右)
猪鹿蝶の「猪」担当で、多趣味な男。突如出る専門知識には脱帽物です!

コリアンタウンだけじゃない!?鶴橋を支える鮮魚市場を探索!

大阪で魚ならここへ行け!「鶴橋鮮魚市場」

「鶴橋といえばコリアンタウン!」というイメージのあった私たち、大阪ビジネスカレッジ専門学校マスコミ学科"チーム★猪鹿蝶"ですが、実は鶴橋には鮮魚市場があるんです。しかし知らない方も多いのではないでしょうか???そこで鮮魚市場にどんな魅力があるのかを調査してきました!
(2019年12月19日取材)
▶︎市場での調達
さぁやって来ました鶴橋市場!メンバー"蝶"が事前調査したところによると「市場で買った魚をそのまま料理して食べられる場所があるらしいよ」ということで、みんなで食べたいものを探して調達して回ることにしました。
最初のお店「魚徳商店」では、アワビにミル貝、タコの足を調達しました。ミル貝は大きめの二枚貝で、体のうしろに大きな水管がある貝。「これどうやって調理するんや!?」と話していたら、なんとたまたまプロの寿司職人さんが仕入れに来られているところに出会い、捌き方を教えてもらいました!
▲これが実際のミル貝
次に訪れた広政では、インドマグロのかまの部分を調達しました。とにかく職人さんがマグロを捌く姿がカッコよく、普段は販売されていない頰肉やマグロの脳天の身を特別に売ってくださって感激!捌いている時のクールな雰囲気とは打って変わって話し出すと気さくな方々で、おすすめの食べ方も教えて頂いたりして、とても参考になりました。
  • ▲「まぐろ広政」ぜひ市場で探してみてください!
  • ▲マグロのかまを捌いているところはまさに職人芸!
▲こんなに沢山頂きました!

それではいよいよ、調達した食材を持って、料理ができるという場所へ行きたいと思います!
▶︎食材を調理していこう!
ここから後半戦です!

実は鶴橋鮮魚市場には「つるはしキッチン」という場所があり、なんと市場で買った食材をその場で鍋やバーベキューにして楽しむことができるのです。

それではさっそく調理していくー!

購入したのは
・ミル貝
・タコ
・アワビ
・マグロのかまとおまけでもらったマグロの身
先ほど魚徳商店さんで購入したミル貝やアワビ、捌き方を教えてもらった訳ですが、不器用の塊の私たちは教えられたことができず、YouTubeで捌き方を見ながら挑戦しましたが苦戦!魚屋さんすごい!
おすしを握ったり・・・
マグロの身を慎重に切り分けたり・・・(撮ってから気づいたのですが、切り方がめちゃくちゃです(汗))



次は焼きます!

マグロの頰肉は焼いたらおいしいと教えて頂いたので、味付けはシンプルに塩と胡椒で。タコも刺身と焼きの両方で頂きます。贅沢!
ひと通り調理が終わりました!

こうして自分たちで作ると達成感でいっぱいです!あと、いい感じにお腹もすいてきましたね。「つるはしキッチン」最高。
★完成!いただきます!★
いかがでしょう!?この表情!とれたてぴちぴちな海の幸たちに囲まれて、終始笑顔な私たちでした。
▶︎鶴橋商店街へ
お腹もいっぱいになったことで、私たち一行は鶴橋商店街をぶらぶらすることに。

鶴橋商店街は天井が低く枝分かれ道が多い、アーケード型になっています。なんとなく異文化の世界に迷い込んだ気分になりました。
こんな風にキムチが並んでいたりするところがとてもいいですよね・・・店員の女性も「コレキムチ、ヤスイ、オイシイ」と片言の方もいて、韓国に旅行に来たのかな?と錯覚しちゃうような空間でした。
▶︎お魚屋さんのハンバーガー!?
鮮魚市場でミル貝を購入した際、「この辺で変わったお店はありますか?」と聞いたところ、「それなら知り合いの店が変わったハンバーガーを売ってるよ」と教えてもらった toto BURGER(トトバーガー)さん!隣駅の玉造にあるというのでやって来ました!少し大きな道路沿いにいきなり現れます。
鮮魚市場の「魚徳商店」で気さくな男性店員さんに紹介してもらったお店なので、味のある渋いお店だろうなと思っていましたが、とてもおしゃれな外観で驚きました。フォトジェニック〜✨
店内はこちら。かわいらしい女性店長さんがあたたかく出迎えてくれました。テイクアウトもイートインもできます。

toto BURGER さんは店長さんのご実家がお魚屋さんらしく、その知識をいかしてなんとパンにお魚をはさんで提供するハンバーガー屋さん。私たちは季節限定メニューの牡蠣バター醤油を注文しました。
冬季限定牡蠣バター醤油!牡蠣とパンの組み合わせは生まれて初めて食べましたが、コレがめちゃくちゃに合う。

バター醤油もパンに染みこんで最初から最後までおいしくいただきました。牡蠣が本当に大きくてぷりぷりで、こんないいもの!って感じの、しかもリーズナブルな価格で、なんだか感謝の気持ちでいっぱいでした!

この牡蠣は北海道から取り寄せたものだそうで、しかも卸しているのが私たちにこのお店を紹介してくれた「魚徳商店」さんで、今回の取材が一本でつながった気がしました。
バンズの形がお魚の形でソーキュート!ここキュンポイントでした。こういう細かいこだわりが人気の証なんだな〜。
お買い上げの時の「おおきにー!」の声でまた行きたくなりました。toto BURGER さんありがとうございました!
▶︎取材してみて
鶴橋はコリアンタウンというイメージと書きましたが、実際行ってみて感じたのは、露店にキムチが並んでいる韓国街のような場所、競りが行われている築地市場っぽい場所、大阪の下町の風景、いろいろな文化がごちゃ混ぜになっている不思議な街でした。そんなマジカルな街、鶴橋にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。