2019.12.22
ビジカレ第二期生
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  • 心斎橋・難波・道頓堀

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大阪ビジネスカレッジ専門学校マスコミ学科の学生チーム。
OSAKA旅めがねの記事ライティングを担当する産学連携プロジェクトの第二期生です!

吉本新喜劇に突撃!

お笑いモンスターが集う吉本新喜劇に突撃!

『はじまり!』
吉本新喜劇に夜公演があることをご存知ですか?お昼しかやっていないと思っていたそこのあなたっ!固定観念は捨てて、まずは夜公演の「なんばプレミア 吉本新喜劇ファミリーナイト劇場」に足を運んでみましょう。

ということで、私たち大阪ビジネスカレッジ専門学生6人が夜公演を観に行ってきました。
今回は、吉本興業の松本さんに案内してもらいながら見学させていただきました。

見終わったそのあと、なんと舞台に出られていた芸人の方にインタビューをさせてもらえることに!芸人さんへのインタビュー……何を質問してもうまく返してくれそうです。
と考えつつも気持ちを楽にして向かいます。

「夜公演」という名の通り学校終わりに向かうことになるので、ただいまの時間は16:30。開演が18:40なのでまだ時間がありますね……。ひとまず会場近くの喫茶店に入って時間をつぶしましょう。
アイスコーヒー、オレンジジュース、カルピスなどを注文し、ドリンクが運ばれてくるのを待ちます。
そのとき「一番はじめにドリンクが置かれた人が今日のリーダーになることにしない?」という声が。ノリのいい我らビジカレ生はそれを快諾し、ちょっとしたゲームに。
ワクワクドキドキしながら待つこと数分、一番最初に置かれたのは…………。
なんと、このミニゲームを思いついた張本人!
言いだしっぺの法則をこれほど実感したことはありません。……神様は見ているのでしょう、と思うくらいの結果でした(笑)。

リーダーも決まったことですし、時間もいい感じに迫ってきたので、いざ「なんばプレミア 吉本新喜劇ファミリーナイト劇場」に向かいましょう!
『いざ観劇!』
おなじみの音楽が鳴り、いよいよ新喜劇のスタートです!
今回の出演者は小籔千豊さん、酒井藍さんの座長(なんと座長がふたり!)をはじめ、吉田裕さんや諸見里大介さんなどなど、とても豪華なキャストで始まる前からテンションは高まる一方!
この日の劇は「執事藍五郎にクビったけ!?」です。藍五郎こと酒井藍さんが小籔副社長邸の執事に就くことになります。しかも執事になった初日は小籔邸で大事な取引先の島田一の介社長夫妻との会食がある日でした。
重大な仕事だと張り切る藍五郎でしたが、張り切りすぎるあまり失敗を連発。さらに小籔副社長の態度が最悪なせいで奥さんが家出、もう踏んだり蹴ったりな状況ですがここでも藍五郎が大暴れ!
小籔副社長はどうなるのか!?とにかく藍五郎が縦横無尽に駆け回ります!

全員最後まで笑顔が途切れることはありませんでした。世界一と言っても過言ではないくらい面白かったです!
やっぱり新喜劇は一生に一度は「劇場で」「生で」見ないと後悔しますよ~?観たら絶対ニコニコ笑顔間違いなし!
芸人さんのお笑い力、演出や舞台を作っているスタッフさんのなみなみならぬ努力が身に染みて分かりました。
そして観劇の後はいよいよ、座長の「酒井藍さん」とリーダーの「吉田裕さん」にインタビューです!
『大阪イチのおもしろインタビュー!』
「成功するまでが大変な”芸人”を目指そうと思った理由は?」

吉田裕さん(以下”吉”)
「その~、吉本はギャラが少ないとか言われてネタにされてますけど……正直500円の給与明細もらっただけでもホンマ嬉しくて、『うわぁ吉本から給料もろてる』っていう、進んでる感があるというか」
「『いつかたくさんの人に知ってもらおう』『いつか自分の面白さみたいなのをぶつけたるで』言いながらやってるんで、苦労とかはあんまり感じなかったですね!好きなことやってるから」

学生記者(以下“学”)
「お金より笑いが欲しいって感じですか?」


「そうね、そこ赤ペン引いといてね!お金より笑いでね!そうそう」

酒井藍さん(以下”酒”)
「私はお金の方が欲しいですけど」


「やめやめやめ!真逆のふたりやないか!!」
「もし、新喜劇と出会っていなかったらどんな仕事に就きたかったですか?」


「中一の時まで『モーニング娘。』になりたくて……」


「だいぶ大人までやん!」


「その当時のオーディションを見送って、その時に受かったのが加護亜依ちゃんやったんですよ。加護ちゃんって『あい』でまず名前被ってる、AB型……『あ、ちょっと待ってこんだけ被ってたらあたしムリやん』と思ったんですよ」


「そうじゃない!そうじゃないねん!!」


「それで、次に入ってきたのが高橋愛ちゃんやったんですよ。『あっ、まだ”あい”いけたんや』って思いはしたんですけどね、そこでもう心のベクトルは完全に新喜劇に……」


「真逆やないかいっ!!」
「アドリブって結構あると思うんですけど、今日の公演のご焼香のところとか……」


「なんでやろなぁ~、あれなんっかいも練習したのに……」
「それで、かなりテンパってました。けど小籔兄さんが助けてくれたんで」


「そういう助け合いは、やっている中で培われていくものなんですか?」


「そうでしょうね。一言一句きちんと言わないといけない舞台じゃないというか。ミスしたとしても、みんな突っ込んで笑いに変えるものというか」
「そこが良い所ではありますよね」


「アドリブが多い芸人さんっているんですか?」


「すっちーさんちゃいます?」


「そうですね。ボケのワールドに入っていくと止まんないですもん」


「となると、長くなっていったりするんですか?」


「長くなるんですよね。2,3発叩かれるシーンが、すっちーさんのアドリブで服を脱がされて、つま先なって、乳首きたからドリルすなみたいになって、10秒もかからへんシーンが5分くらいになってしまうというか……そのアドリブがあったから形になったというか(笑)」


「小籔兄さんはツッコミのアドリブが凄いですね。いろんなアドリブの特徴があるなと思います。そのお陰であたしは好きなようにさせて頂いて、小籔兄さんがそれを受け止めてくれてる感じです」


「でもその安心感があるから出来るんやね」


「そうですね、相手が裕兄さんでも出来ます。コンビ組ましてもらうことが多いので信頼関係もありますね」


「あるよね、全然ね。そら知らない人とやるよりは」


「知らん人とはやらないですけど(笑)」
『これにて終幕』
『吉本新喜劇に夜公演があることをご存知ですか?』

この記事をここまで読んでくださったのなら、もちろんご存知のはず!そして最後に、ただ面白いだけではなく「夜公演はお得」だということをお伝えします!

お昼間の本公演のチケットは4,800円なのに対し、なんばプレミア 吉本新喜劇ファミリーナイト劇場はなんと2,000円!半額以下の超お得!(小学生以下のお子様は1,000円)ただしこのなんばプレミア 吉本新喜劇ファミリーナイト劇場は公演数が限られているので、事前に公演スケジュールを確認することをお忘れなく……。また、夜公演には、MCあり、コーナーありの充実の漫才イベント『なんばプレミア 漫才ナイト』というのもあるそうです!厳選された漫才を2,000円でたっぷり観られるとのこと!

「お笑いの代名詞」とも言える吉本新喜劇。
なんばに足を運んだのなら、お手軽に観られる「なんばプレミア 吉本新喜劇ファミリーナイト劇場」を楽しんでみてはいかがでしょうか?